1979年リリース、ジョン・クーガー、日本でのデビューアルバムとなる自分の名前をタイトルとしたロック&ポップティストな一枚。
1976年、『Chestnut Street Incident
それまでの芸名はジョニー・クーガーでストレートなロックンロールで音楽の‘腕’を磨きそして、やっとブレイクした作品である。
「アイ・ニード・ア・ラヴァー」(後にパット・ベネターがカヴァー)のノリノリの大ヒット曲により、多くの人の「こころ」をつかんだといってもいいのではないでしょうか。

John Cougar
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テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽
1982年リリース、ジョン・クーガー・メレンキャンプの通算で言えば5枚目、日本では3枚目のアルバムになるのかな。
『アメリカン・フール』
男臭さ、土臭さ、生臭さとにおってきそうな言葉を並べてしまいましたが、いえいえまったくそんなことはなく、人間味のある音楽が特徴でやたらとテクノロジーを駆使するミュージシャンが多い中、最新機器には頼らず、“生の音”を基本にシンプルなスタイルがとてもいい。
まじめにロックしている姿、サウンドスタイルがブライアン・アダムスと交差するような気がします。
なんといっても大ヒット曲の「ジャック&ダイアン」、曲のでだしのギターリフがなんとも心地よくカッコイイ。大好きである。声も気取らずありのままの自分で歌っているといった感じでやはりシンプルだがとても力強い曲でもある。
青春の傷あと(Hurts So Good )もヒット、きれいごとばかりじゃない。ちゃんとロックン・ロールしているナンバーでちょっと不良っぽい気分になれるようなタフでパワフルな曲で小気味いい。
アルバム自体も“82年の秋、9週間もNo.1の座を保持したジョン・クーガー・メレンキャンプの出世作でもある。このアルバムではまだジョン・クーガーであるが次回作のアルバム『天使か悪魔か』ではメレンキャンプの名をつけて発表している。