1983年リリース、スパンダー・バレエの3枚目のアルバム
『トゥルー』(Trul)
シングル「トゥルー」が大ヒットしているが、私と同世代くらいの大半の人が「あぁこの曲か」くらいではないかと思っています。
スローなバラードナンバーで独特の雰囲気をもったモダン音楽というところだ。
ロックというにはあまりにもおとなしい系だし、かといってポップ系といえばそんなにポップな感じでもなく、テクノ系が近いのかなと思うけどそうでもない。意外とつかみどころがない・・・いや、癒し系になるんでしょう。
なんたって今で言うアイドル系の美形5人組みで、いい男ばっかり集めやがってなんて音楽性よりも容姿で敬遠してしまった感があった。要は嫉妬だったんだろう。(なんで嫉妬するだ!)
でもよくよく聴くとなかなかセンスにいいサウンドを展開している。
2.「コミュニケーション」もノリノリの明るいナンバーでヒットしており、こちらのほうがスパンダー・バレエ本来のバンドイメージなんだろうと思う。
4.「ゴールド」も同様に明るくセンスのいい曲で都会っぽい雰囲気のあるサウンドを聴かせてくれ、これまたヒットしているナンバー。
5.「ライフライン」は軽いポップな感覚の曲で♪~Lifeline ♪の歌声がやけに耳にのこる。
ビシッとスーツに身を包み、都会的センスとモダンな雰囲気のあるスパンダー・バレエ。逆に言うとまったく田舎(私?)が似合わないイメージのある、ロックという言葉は似合わないグループ。
ファッシナブルなサウンドという言葉がピッタリくるグループであろう。