この曲を聴くとどうしても頭に浮かぶのはハングライダーである。
1975年リリース、ジグソーの5枚目のアルバム
『スカイ ハイ』
といっても1~4枚目といってもさっぱりわからない。
シングルの「スカイハイ」は大ヒット。
“ジャ~ン、パパパパ、チュルルチュルル、ジャ~ン、ジャジャッチャンチャンチャン”・・・
見事な出だしの曲ではないか。つかみはOK!の曲である。
そして♪Blown~n~n round by the wind、♪Thrown~n~n down in a spin ジャジャッチャンチャンチャン ♪I gave you love~ とここから人間が心地よく聞こえる四分の四拍子になり・・・そして盛り上がりの♪スカイ ハ~~イ!ヘ、なんて心に残るメロディであろう。
なんといてもこの曲の根底にはプログレッシブロックの要素も含まれているのではないか。危機感を漂わせるオーケストレーションはまさにロックとの融合を思わせる。
なぜ、この一曲のみで下降線をたどってしまったのだろうか。
このバンドにはポップ路線がきっと合わなかったんではないか。意外とオーケストレーション・プログレ路線(?)というジャンルを築きあげると大成したのかもしれない。ん。