1982年リリース、ジョー・ジャクソンの5枚目のアルバム
『ナイト・アンド・ディ』
色々な音楽感性を持っているジョー・ジャクソン。
このアルバムから「ステッピン・アウト」が大ヒット。ジョーの名前一般に知られるようになった曲ではないかと思います。
(自分自身もそんなには聴かなかった)
エルトン・ジョンも在籍したいた英国王立音楽院(ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック)を卒業した経歴をもつミュージシャンで、ロック&ブルース、レゲエ、パンク、ブラックミュージックと多彩な音楽感性をもったひとで、まぁいわば天才肌の音楽家といったところである。
イギリスからニューヨークへ渡って作成されたアルバムで、ビリー・ジョエルを意識したのかどうかわからないが、大都会的風味のピアノ音楽が聴けるアルバムでもあるが、ソウルフルなラップ調の曲、ボサノバ、サルサ調のダンスミュージックありと多彩であり、ギターをいっさい使っていないということでも話題になったアルバムで、方向性があいまいといえばあいまいな感じではある。それがジョー・ジャクソンであろう。先も書いたが天才肌の凡人にはないセンスといったところであろうか。
しかし、8. リアル・メン 9. スローな曲をかけてくれ などピアノマンとしての心にくい音楽を聴かせてくれるのも魅力の一つである。