1983年にリリースされたアルバム『炎のターゲット』から4年、1987年リリースの『ヒステリア』
前作のヒット曲「フォトグラフ」でメロディアスな部分が最高に印象に残るロックナンバーを聴かせてくれたデフレパード。
メロデアスで力強いナンバー「ラブ・ハイツ」全米№1になっただけのあるドラマチックなさク品で圧倒的な存在感を見せていや、聴かせてくれていますね。
このアルバムでちょっと異色な作品「ゴッズ・オブ・ウォー」 効果音から始まる曲で異色といってもヘビーなロックサウンドはそのままであるが得意のコーラスとギターサウンドとメロディラインが一体となったサウンドを聴かせてくれる。
そして、一番の目玉はやはり「ヒステリア」
ギターの美しいメロディラインがグッと心をわしづかみ。こうゆう音とリフには弱い?のです。とはいうものの決してそんな柔な曲でもない。いわゆるロックバラードではあるが、ヘビーだがキレイに聴かせてくれるドラマチックな作品。やはり、コーラス部分もさすがという感じである。
ヘビーなロックバンドでありながらただ単にギター、ドラム、ボーカル音で押しまくるのではなくしっかりとした曲調を持ち、そこにまたまたしっかりとしたコーラスを挿入することにより、ポップ感覚を出しながらもハードでヘビーなロックサウンドをきかせてくれるアルバムでもあります。
『炎のターゲット』
このグループも今で言うヘビー・メタル・バンドの元祖的な存在。
一曲目の「ロック!ロック!」ではストレートで重圧だがさっそうとドライビングするビートの聴いたサウンドを展開。このバンドの特徴でもあるコーラス部分もかっこよくいかさせた、しいて言えばグロムロックの先駆者グループ“スレイド”のサウンドにも通じるところがある音楽を聞かせてくれる。
タイトルナンバーでもある8.「炎のターゲット」ではメタルサウンドのなかにもメロディアスな要素を含んだサウンドに仕上がっている。
もちろんギターワークも心地よく聴ける。先も書いてるがコーラスワークも冴え渡り、ドラマチックさえ感じられるナンバーである。
4.「トゥー・レイ」ではリッチー・ブラックモア率いる“レインボー”の曲でも聴いているような、ギターリフと曲の展開がヘビーでドラマチックでこの言葉がピッタリとくるナンバーだ。
そして、このアルバムからの大ヒット曲「フォトグラフ」
ギターのリフ、そして心地よくからむドラムの響きから始まるこの曲は実にハードでありながら、刑事ドラマでも見ているような物語チックな面もありまた、山を登り頂上でパノラマでも見ているようなすがすがしいコーラス。聴いていてすっかりとデフレパードのサウンドにはまってしまうナンバーである。。
ただのハード&メタルロックバンドではなくあくまでもメロディを重視し、コーラスワークとギターワーク、ジョー・エリオットのロックティストあふれんばかりのボーカルとがからみあったバランスのとれたサウンドがデフ・レパードの持ち味である。