もし、宝くじが当たったらな~車買って、ハワイに家建てて、好きなことやる・・・なんて現代逃避的なことを考えるとじゃなくて妄想してしまうことが多々ある。他にも金持ちの家に生まれてくればな~とか、逆玉の輿とか、はたまた1万円ぐらい落ちてねえかな(現実的ブ~)とか人間、きりのない欲望と勝手な妄想が以外と気分転換になるときもある。最終的には、「そんなことぁ・・・あるわけねえか・・・さてと・・・」現実に戻る。そのギャップが悲しくもあり、ひらきなおりにもなるのは妄想好きの私だけ・・・お気楽、お気楽。
このむなしい気持ちを音楽で表現するとブレッドの「イフ」がピッタリかな。
1971年リリースの『愛の別れ道』からのシングルヒット曲である。
1.「恋をすてよう」、2.「なぐさめ」の2曲がこれまでのブレッドとはちょっと異なるロック色の強いものになっているが相変わらずポップハーモニーと独特のメロディを聴かせてくれる。
特に4.「イフ」はふわっとしたような(妄想にはピッタシ?)プログレタッチのナンバーで「どこか旅にでも出ようか」なんて気持ちにもさせてくれる。曲の邦題が1から「恋をすてよう」、「なぐさめ」、「愛の悲しみ」、「イフ」、「優しくしておくれ」・・・とまぁ、女にふられて落ち込んでいくプロセスを描いたよな題名なんだから。