女性ロックボーカリストのきっかけをつくったといえるパット・ベネター
1979年のデビューからおおいに注目され、ジョン・クーガー、ニック・ギルダーなど数多くの曲をカヴァーしているファーストアルバム『真夜中の恋人たち』は全米20に入る成功を収めた。
そして1980年リリースのセカンドアルバム『危険な恋人』
彼女の良き相棒であるニール・ジェラルドを中心とするバックバンドとの絆をより高め、パワーアップしたアルバムである。
映画「ローディー」のサントラにも使用された重圧なロックナンバー「ユー・ベター・ラン」など数曲のヒットを生んでいるがその中でも「強気で愛して」(Hit Me With Your Best Shot)は歯切れのよいハードロックナンバーで、ベネターのボーカル、スタイルが見事にマッチングしたエネルギッシュでストレートな音楽を聴かせてくれる。

Crimes of Passion
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テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽