クリスマスが近づいてくると、どこからともなくカレンの歌声が聞こえてくる。
やはり、天使の歌声に聴こえてしまうのはカレンの声がいかにすばらしいものだったのか思いおこさずにはいられない。
このアルバムは、ベスト盤である。しかし、数あるカーペンターズのCDの中でも異色のベスト盤である。
アメリカの番組で収録された曲や未発表の曲など、話題豊富のCDである。
プロデュースは兄のリチャードが担当しており、リチャードの好みといってしまえばちょっとそれまでだが、カレンの生の歌声を良くも悪くも身近に感じられるアルバムでもある。
途中、「メドレー:未知との遭遇~スター・ウォーズ 」という曲がはいっているが、映画音楽にリチャードのピアノをフィイチャーしたインストルメンタルナンバーで、リチャードのファンにはおすすめ。ではあるが、カレンの歌声が一切ないというのもちとさびしいかな。
先にも書いたが、このCDの最大の特徴は未発表の曲もさることながら、やはり、カレンカーペンターの人間味あふれる歌声が聴けるこではないだろうか。

As Time Goes By
A&M (2004-04-13)
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テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽
今でも、多くの楽曲も耳にするカーペンターズのメロディと歌声。
カレン・カーペンターはもうこの世にはいないけど、とてもインパクトのあるやさしい声はいつ何時でも、忘れることはない。
1983年ダウニー・コミニュティ病院で拒食症で、午前9時51分に死去(32歳)。それ以来カーペンターズの時はとまってしまった。
1960年代後半から兄のリチャードとグループを組んで音楽活動を開始。
69年にカーペンターズとしてデビュー。「かなる影」や「雨の日と月曜日は」などがヒットし、日本だけではなく世界中の人たちが耳にしたのだろ。
1974にはアメリカ合衆国大統領 リチャード・ニクソンと来賓の西ドイツ首相のウィリー・ブラントのホワイトハウスでの晩餐会に招かれて歌ったほど。
「スーパースター」
まさしくこのカーペンターズのためにあった言葉と思うくらいに心の中に刻まれているナンバーである。
ここ辺から洋楽を聴きはじめたという人も多いのではないでしょうか。私もたぶんその一人だと思う。
カレンの天使のような歌声、静と動が一体化した美しいメロディ。
いつまでも愛され続けるカーペンターズである。
全国のFM、AMでオンエアされている楽曲カーペンターズ TOP5
第1位.トップ・オブ・ザ・ワールド
第2位.遥かなる影
第3位.イエスタデイ・ワンス・モア
第4位.青春の輝き
第5位.プリーズ・ミスター・ポストマン

カーペンターズ~40/40 ベスト・セレクション
ユニバーサルインターナショナル (2009-04-22)
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テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽
曲の選択がいいのかそれとも、なにを歌わせても絵になるカーペンターズのカレン。
1971年、「ア・ソング・フォー・ユー」はレオン・ラッセルの曲でもちろん知ってる方はしってたんだろうけど、初めて聴いたのがカーペンターズですっかりカーペンターズのオリジナル曲だと思っていた。
カーペンターズの数々のヒット曲の中でやや、ややですよ、影の薄い存在かななんて思ったりもする名曲でありますね。
決して明るい歌ではないし、かといってそんな暗くなるようなメロディでもない。なにか哀愁を漂わせる曲に聴こえる。というのも「・・・だけど二人だけの時はこの歌を歌うんだ・・・」なんとオシャレ。
どこかのホテルのバーのカウンターに二人並んで座り、水割りとカクテルをたしなみながら大人の会話にピッタリな曲ではないだろか。(いつもの妄想が暴走しはじめた。)そして、夜はふけてゆく・・・。
もちろん、レオン・ラッセルの歌もとても感情がこもっててグッと心に響く。シンプルでオシャレといえばこちらも負けず劣らずってところである。
ウインドゥズについてる(付属?)のマインスーパーとソリテアーは定番メニューみたいなもんで、このゲームになじんでから徐徐にパソコンを覚えていった感じがある。
特に、ソリテアーは一人で出来るカード遊びで、けっこう夜中まではまってやってたっけ。
1975年、「ソリテアー」というカーペンターズのヒット曲がある。
カレンが情緒豊かに歌うきれいな曲で、カーペンターズの数あるヒット曲の中の一曲ではあるが、当時の宿敵?、ベイ・シティ・ローラーズ(バイ・バイ・ベイビー)、イーグルス(呪われた夜)、 スージー・クアトロ など抑えて、トップにもなった曲である。
この、「ソリテアー」の前のシングルヒット曲が「オンリー・イエスタデイ」でわりとテンポの早いいリズム感あふれるサウンドだったので、きれいさと哀愁がただよう曲の感じがいっそう増したのかも知れない。
このころからカレンは拒食症が顕著にあらわれれてきて、病院にいったりしてはいたものの、長年の栄養不足と薬の服用、精神的ストレスで心臓そのものが衰弱してしまい、83年にカリファルニアの両親の家で心臓発作を起こして亡くなったいます。
今、いきていればどんな歌を歌ってたんだろ。
多分、みんなに好かれるようなポップサウンドを聴かせてくれてるんだと思う。少なくとも、セックスピストルズ見たいな曲はないだろうな。
でも人間どこでどう変わるかわからないからな、都はるみのように“演歌とロックの融合”をした人もいるからね。
洋楽を好きになった曲の一つで特に、ハードロックにめざめさせたのがこの曲かも。
1972年リリース、カーペンターズの4枚目のアルバム
『トップ・オブ・ザ・ワールド 』
このアルバムの「トップ・オブ・ザ・ワールド」は名曲中の名曲で今でもよく耳にするが「愛にさよならを」(Goodbye To Love )という曲はこれまでのカーペンターズにはないサウンドを聴かせてくれた。
優しく、美しいメロディの曲なのだが、間奏でギターソロがあり、これが音のひずみよろしくバリバリに弾いているのだ。そのギターの音がまた気持ちよく聴こえるんです。さらに静かに曲が終わるのかと思いきやドラムのソロがドドッド・ドン!と入り、(これもいい響きである)これらにビビビ!ときてしまったのであった。
羊の皮をかぶった狼ごとくハードロック調な部分を持ったこの曲は今でも忘れられない洋楽を好きになったルーツ的な存在の一曲である。
1973年リリース、カーペンターズの5枚目のアルバム「ナウ&ゼン」 から
「シング」
数あるカーペンターズのヒット曲のうちで一番親しみのある曲ではないでしょうか。「セサミ・ストリート」の挿入歌だったと言うこともありますが、あまり英語が得意でない人(自分です・・・笑)でもかんたんに口ずさむことが出きた曲ではないでしょうか。
なんといってもあのコーラス部分の♪ランララララン ランララララン ・・・じゃなくて、英語英語♪シング~シガーソング~シガー・・・なんて覚えやすい英語の曲だったんだろう(もちろん全部歌えるわけないけど)。
もちろんサウンドだってリチャードの電子ピアノの美しい音にのせカレンの可憐な歌声がとても心地よい。日本の歌手もなんとか少年少女合唱団をバックに歌っていたような・・・。
カーペンターズの曲は「遥かなる影」とかこのアルバムにもある「イエスタデイ・ワンス・モア」とちょっとセンチメンタルな曲もよく似合うが、こんなに小さな子どもから当時の若者(またまた自分)、年寄り(今の自分?)まで幅広く親しんで聴ける「シング」見たいな洋楽は以外に少ないかも知れません。
時期的にクリスマス一色になってきましたね。
会社でも今週末はクリスマス・パーティーなるものがある。
(ひらたくいえば、忘年会!?)
ということでおすすめクリスマスソングといえば、山下達郎ではなく、
カーペンターズでしょう。
カレンの透き通った歌声とコーラス、ストリングスを用いたサウンドはクリスマスミュージックにピッタリではないでしょうか。
家族、恋人、子供から大人まで幅広く聴ける数少ない洋楽のひとつだと思います。
カレンの甘い歌声とともにリチャードが活躍するピアノ演奏と心が洗われるような暖かい雰囲気になれます。