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70s~80sの洋楽 おすすめCDレビュー
「名曲、迷曲、あぁ!この曲」70s80sのロック・ポップ系洋楽ヒット曲とアルバムの小コメント。このころの洋楽が青春だった。 今も衰えを知らない洋楽たち。まだ若いと思っているマイウェイ・コジの洋楽雑記帳。
ダイアー・ストレイツ~「翔んでるレイディ」
シンプルな曲でさわやか。

1978年、「悲しきサルタン」のヒットで一躍有名になったマーク・ノップラー率いるダイアー・ストレイツ。

イギリスのバンドながら、アメリカナイズした独特の乾いたサウンドが魅力。特にノップラーの飾り気のないギターサウンドとストレートで情緒あふれる音楽性は特筆ものである。

1979年リリースのセカンドアルバム『コミニュケ』ではファーストアルバムのアメリカ的なところを継承しながらもインテリジェンスあふれるイギリスの要素も織り交ぜながら聴かせてくれる。

5曲目の「翔んでるレイディ」は、前回のヒット曲「悲しきサルタン」にも通じるサウンドを聴かせるが、しっかりと曲の強弱をもち、これまたシンプルでさらりとしたギターサウンドとボーカルが心にしみる。




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テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽

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ダイアー・ストレイツ~「天国への切符」
1985年、アルバム『ブラザーズ・イン・アームス』でダイアー・ストレイツの人気を不動のもにした大ヒット作。MTVをテーマにしたギターのリフが印象的な「マネー・フォー・ナッシング」、タイトル曲にもなっている幻想的で情緒あふれる「ブラザーズ・イン・アームス」など会アー・ストレイツを語る上で大事な位置にあるアルバム。

そのアルバムから6年、1991年リリースの『オン・エブリー・ストリート』大きな変化はないもののノップラーの飾り気のないボーカルと透きとおるような乾いたギターサウンド。そして独自なフリースタイルなサウンド。他のグループにはみられない魅力が満載である。

その中でも今回、特異な曲が「天国への切符」(Ticket to Heaven )今までのサウンドスタイルとはちょっと違ったポップでボサノバ風なナンバーで、ほのぼのとしたオーケストレーションとピアノそして優しく歌うノップラーの歌声がとても印象に残る作品である。

悪くいえばダイアー・ストレイツらしくないといえばそうかもしれないがハードロック、プログレロックなどさまざまなジャンルがあるがこういった曲をいとも簡単にアルバムに入れてしまうところにノップラーのふところの広さを感じてしまう。



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ダイアーストレイツ~「ロミオとジュリエット」
ダイアーストレイツ流バラード。

しゃがれ声とシンプルで清涼感のあるギターの響きがとても心地よいマークノップラーの才能が光るロックグループ ダイアーストレイツ

ハードロックでもないし、かといってプログレッシブなサウンドでもない。シンプルなサウンド作りなのに、何気なく聴き入ってしまう魔法のような心に引っかかる独自の音楽を提供してくれるダイアーストレイツ。
1980年リリースの「メーキング・ムービース」では4人から3人グループとなって作成されたアルバムではあるが、それをバネとして更なる飛躍を遂げているアルバムである。

その中で、バラード系の曲といえば5.「ハンド・イン・ハンド」
バラードといってもただ単にきれいでもの悲しいというのではなく時に優しく、時に力強くといったダイアーストレイツ流バラードが聴ける。
ピアノとマークのボーカルから始まり、すぐにハードなサウンドになるのだが、どこかしら哀愁を漂わせているナンバーである。曲全体としてはバラードとは言いがたいのかも知れないが、これがダイアーストレイツの魅力でもある。 

そして2.「ロミオとジュリエット」こちらのほうがバラードよりバラードらしい曲である。もちろん力強さも出てくる。Making Movies
乾いた音にギターからピアノ、ボーカルへと優しく進んで行くサウンドはさりげなくそして軽いタッチのリズムは聴いていて心が休まる感じさえする おすすめの一曲である。

全体的に派手な演出というかやたら大きな盛り上がりというような感じがないものの、その分、じっくりと聴けるというかさりげなく何度でも聴きたくなるアルバムでお気に入りのアルバムである。


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ダイアーストレイツ~「トンネル・オブ・ラブ」
8分8秒におよぶ曲であるが、むしろ短く感じられるほどノリのよい、心地よいサウンド。

イギリスのバンドながら、マークノップラーのディランの声にも似ているボーカルと気さくな歌い方、乾いたギターサウンドが魅了であり、アメリカ的なスタイルが印象に残るダイアーストレイツ。

シングル「悲しきサルタン」で一躍有名になり、マークノップラーの才能が色々なミュージシャンのゲストとして呼ばれている。

1980年リリースの3枚目のアルバム『メイキング・ムービース』
マークの弟、デヴィットがが脱退。3人組になったアルバムであるが、ブルース・スプリングスティーンのレコーディング、コンサートにおけるバック演奏を務めるEストリートバンドのメンバーでもある ロイ・ビタンという人をキーボードに加え、更なる音楽世界を広げたアルバムである。
全7曲であるが、ダイアーストレイツらしいシンプルで乾いたロックを聴かせてくれる。
3.「メーキング・ムービー」(邦題){skateaway}ではギター、キーボードをふんだんに使い、またピアノも心地よく使われているロックナンバーで、ノリのよさとメロディが印象的な作品。

やはり、このアルバムのメインになるのではないかと思う 1.「トンネル・オブ・ラブ」
ノップラーの乾いたギター、さりげないボーカル。そしてそのサウンドに絡むキーボードとリズム感のあるメロディ。8分にも及ぶナンバーであるが、まだまだ聴きたく作品である。ダイアーストレイツも特徴でもある曲中ほどの静けさとそれを取り囲むようにマークのギターソロがとても心地よい。そして、曲最後部分のビタンによるピアノの早弾きが心地よく響く。

このアルバム後のツアーからアラン・クラーク、ハル・リンデンが加入、5人組として活動。
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ダイアー・ストレイツ~「ワイルド・テーマ/ローカル・ヒーロー(ライヴ)」
シンプルでいて何故か存在感のある音楽を奏でるダイアー・ストレイツ。

1978年の「悲しきサルタン」で突如として脚光を浴びたグループで特に、リーダーであり、ギタリストのマーク・ノップラーの存在は大きい。

最大の特徴は、ギター、アンプに余分な装置をつけずシンプルな音を出しつつも、メロデックな曲をさりげない声と共に、サラリと演奏して心をつかんでしまう。

ノップラーの作品である「ワイルド・テーマ/ローカル・ヒーロー(ライヴ)」はインストナンバーであるが、ノップラーのギターが情緒豊かに、そして壮大な大地を思わせるようなソロ演奏がすばらしい。
数々のギタリストがいるが、この独特でいてシンプルな音なのに美しいメロディラインは何回でも聴きたくなる名曲である。


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ダイアー・ストレイツ~「ブラザーズ・イン・アームス」
ポップ感覚とプログレ感覚を味わう。

ダイアー・ストレイツの人気をさらにアップした超(死語?)大ヒット作。1985年リリース、5枚目のアルバム

『ブラザーズ・イン・アームス』

MTV( Music Television〔ミュージックテレビジョン〕)をテーマにしたシングル「マネー・フォー・ナッシング」がシングルヒットとなっている。
ノリのいいサウンドとMTVのあり方に一石を投じた作品だが、日本より、なじみ深いMTVのことでアメリカの聴衆にはかなりうけたんだろうと思う。
それこそノリノリのポップサウンドの「ウォーク・オブ・ライフ」、ストレートなリズムとサウンドの「君にさよなら」(So Far Away )など、聴きやすくなじみやすい音楽になっている。


このアルバムのハイライトはアルバムタイトルでもある「ブラザーズ・イン・アームス」ではないだろうか。
プログレッシブがかったダイアー・ストレイツならではのバラードナンバーとなっている。
バックに流れる哀愁のただようキーボードの音色にマーク・ノップラーの存在感のあるボーカル、そして、これまた心をくすぐるギターの響き。絶妙なマッチングではないか。
何回聴いてもまた聴きたくなるようなメロディは特筆すべきものがある。


まさしくダイアー・ストレイツの底力を見せつけられた出来のすばらしいアルバムである。


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ダイア・ストレイツ
悲しきサルタンって?

1978年リリース、ダイアー・ストレイツのデビュー作

「Dire Straits」

ショッキング・ブルーとボブ・ディランのサウンドをたしたような曲「悲しきサルタン」(Sultans of Swing)がヒット、突如として脚光をあびたグループである。

マーク・ノップラー(ボーカル)のボブ・ディランにも似たボーカルと乾いたギターを中心としたシンプルなサウンドでアメリカ的なところが妙に魅力のある、イギリスのバンドである。

邦題は「悲しきサルタン」だが、悲しいサウンドでもないし、むしろさわやかな感じのノリのいい曲だが「悲しい」がついたほうが人の哀愁をさそう?・・・そうだからかな。
架空のジャズバンド「サルタン・オブ・スイング」(Sultans of Swing)のことを歌っており、自分たちのグループのこととダブらせている曲らしいです。
サルタンとはイスラム教国の最高支配者という意味があるみたいですが曲にはあまり関係はないようです。どういった経緯の題名なのか分かりませんが意外にイギリスあたりにはイスラム教徒の方が多いのでしょうか。

シンプルでストレートなサウンドが人の心をひきつけるダイアー・ストレイツ。
ガンガンくる重厚な音が好きな人は肩透かしをくらってしまう、自分もそうであったが聴き込んでしまうと癖になってしまう不思議な魅力がある。
イギリス的な知性に富んだ感覚がいいのかもしれません。


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