1978年に活動を開始した オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク(OMD)
最大のヒット曲「エノラゲイ」をはじめ、数々のヒット曲もあるピコピコサウンドと情緒あるサウンドとポップ性を兼ね備えたグループですね。
1986年に公開された映画「プリティ・イン・ピンク」のサントラに使用され、ヒットしたナンバー「イフ・ユー・リーブ」。
サウンドはお得意のテクノ風ポップナンバーで、心地よいノリのある作品。
テクノサウンドを前面にしているグループは数あるが、ポップ感覚なテクノというよりも聴きやすくなおかつロマンテックに展開してくれるという感じがする曲である。もちろん映画自体が恋ものがたりだからあたりまえといえばそうなのだが、それプラス独特のスタイルを感じさせます。
ヘビーメタル、ハードロックにのめりこんでる方には柔な音楽に感じるかも知れないOMDだが、聴けば味の出てくる不思議な力のあるロマンテックポップテクノサウンドを聴かせてくれるグループである。
1980年リリース、『オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク』(OMD)の2枚目のアルバム
「エノラゲイの悲劇」(Organisation)
名前の長いバンド?だが、CNNニュースバード(深夜)だったと思うが、その番組で使われていた「エノラ・ゲイの悲劇」(Enola Gay)という曲はテクノ・ポップの名曲で明るくメロディアスなナンバーで、ヒットもしており、
テクノ・ポップでもポップ調の方にはいる感じの曲です。
エノラ・ゲイとは第二次世界大戦で広島への原爆輸送と投下に使用されたB29 エノラ・ゲイ機のことですが、曲の内容はここであまり考えずにしましょう。
とてもノリノリのいいサウンドを聴かせてくれます。(飯島 愛の昔の某番組にも使われていた)
テクノ音楽のはしり的存在の『クラフトワーク』の影響を受けたアンディ・マクラスキーとポール・ハンフリーズという二人で活動を始めたしたオーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク(OMD)だがこのアルバムからドラマーをいれて3人組になっており、明快なリズムとシンセサイザーなどを用いた、無機質だがポピュラーな音楽が特徴。しかし最後の曲「スタンロウ」などどことなく叙情的な曲も聴けます。