1970年にリリース・通算2枚目のアルバム『エルトン・ジョン』からのヒット曲でいまでもエルトンの代表曲として忘れられない存在「ユア・ソング」
邦題は「僕の歌は君の歌」 いなかもの自分にはとても都会的イメージに思えた曲目であるとともに、洋画を聴き始めたころのヒット曲だけに思いいれもある。
なぜか学校での授業の風景を連想してしまう。たぶん、ボーとして外を眺めるのにちょうどいいメロディだったかもしれないな。(笑)
この「ユア・ソング2002」は恵まれない子供たちのためのチャリティを目的とした新録音で曲の哀愁を帯びたイメージを残しつつサントラ盤のような作りになっているというのも一緒に歌っているのがアレッサンドロ・サフィナという人で映画「ムーラン・ルージュ」のサントラにも登場しているイタリアの歌手ということでそれっぽい感じになっている。
曲の後半の盛り上がりは子供たちの合唱も入り、舞台でのエンディングを想像させる作りにもなっているところが余裕といえば余裕いや、貫禄を感じさせてくれますね。
テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽
1976年リリース、エルトン・ジョンの『蒼い肖像』
自身のレーベル、ロケットから送り出したジョンにしてみると気合の入ったアルバムではないかと思う。
’76年といえば、キキ・ディとのデュエット曲「恋のデュエット」が大ヒットして思いっきりキュート?なエルトンと、カワイイ~ィ キキとのポップで春らんまんなメロディがとってもよかった。
そして、このアルバムからの曲「トゥナイト」は、まるで別人か!のような相対するメロディとサウンドを聴かせてくれますね。
ピアノとオーケストラのコラボレーション。まるでクラシックの世界へ紛れ込んでしまったような錯覚におちいる名曲。
しかし、ボーカルを聴いたとたんエルトンの世界にひきずりこまれてしまう魔法のような歌声が響く。決して明るいナンバーではないが、ジーンと心に残る。
ピアノ、ボーカルとの相性、そしてオーケストラ。こんなにしっくりくるアーティストはあまりいあないのではないでしょうか。
テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽
今月、来日公演をするエルトン・ジョンであるが、最初、エルトンを見たとき・・・といってもミュージック・ライフの写真とかで、でかくて奇抜なメガネをかけてピアノを弾いてる変なおじさんってイメージが強い。
でも音楽的にはハードなロックナンバーをやったり、ポップロックなごきげんな曲、あるいはバラード系ロック、ソウル系ロックなど多彩な音楽センスのあるミュージシャンであることは間違いない。
この「悲しみの歌」は1976年リリースの『蒼い肖像』からのヒット曲であるが、本当に悲しくなる曲?である。決して盛り上がる曲ではない。
ピアノの独奏とボーカルがメインではあるが悲しいだけでは終わらない。しっかりとしたメロディライン。そしてエルトン・ジョンの感情のこったボーカルが心憎いナンバーでもあると思う。というのもエルトン自身、葬式にはこの曲を流して欲しいと言ったことがあるくらい思いいれのある曲。
今、一人でウイスキーをチビリチビリ呑みながら聴いているとセンチメンタルな気分になってくる。どうみてもカラオケ(歌えないけど)だったらしらけてしまうだろうななんて勝手におもってしまう曲だけど、心にジーンと響く曲でもあるんですね~。
やけにこの部分だけ口ずさんだっけ。
1975年にヒットしたエルトン・ジョンの曲「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」 ビートルズのカバー曲であるが、エルトン・ジョンの曲の方が好きである。というのも、ビートルズはあまり聴かなかったので、当時、カバー曲とは知らなかったかも知れないな。
出だしの静かな曲調から思いもよらぬアップテンプの曲へとなるポップでファンタステックなナンバーでありますね。
エルトンのハリのある若々しくハツラツとした声がとても印象に残る。それと、歌いやすさ。もちろんカラオケで歌うわけでもないが、♪ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ~と口ずさみやすい英語が頭の中に残っている。
この調子で英語を好きになって勉強してれば、いまごろは英語の先生か通訳かというところだろうがさっぱり好きになれなかったな。(洋楽好きなくせに・・・トホホ)
印象といえばこの頃というわけではないがエルトンの曲、題名がやたらに長いのが多いなと感じたっけ。特に日本語の曲タイトルがすばらしい・・・?
『スリーピング・ウィズ・ザ・パスト』
このアルバムからシングル「サクリファイス」がヒットしており、1988年に声帯の手術を行っているが、それ以後、若干、おとななしめのサウンドが目立つようになってきたエルトンのスタイルのなか発表されたアルバムで派手なロックン・ロールナンバーは控えめでメロディ重視のサウンドとなっているアルバムである。
アルバム7曲目のシングル「サクリファイス」はそれこそまったく派手さのないミディアム・テンポの曲であるがエルトン・ジョンの心温まるようなボーカルときれいなメロディーで聴かせてくれる。素直な気持ちにさせてくれそうなナンバーである。
アルバムの2曲目にある「ヒーリング・ハンズ」はシングルにも予定されていたという曲でノリのいいカラッとした曲でエルトン本来の力強いボーカルも聴け、ドラム、キーボード、バックコーラスなど心地よく聴けるナンバーで曲の途中で聴けるピアノのソロ部分はなにか懐かしさを呼び起こすようなロックティストあふれる演奏が聴ける。
アルバムタイトルでもある「スリーピング・ウィズ・ザ・パスト」。
失恋した女性に対して優しく助言をしているといった歌でシャレた感じのテンポのよいナンバーである。たんたんと進行していく曲でちょっと盛り上がりに書けるナンバーだが、ギター、ホーンセクションなどを取り入れて曲を盛り上げている曲である。
3曲目の「ウィスパーズ」、そしてアルバムラストの「ブルー・アヴェニュー」はそれぞれ、エルトン・ジョンのボーカルとピアノがさえるバラードナンバーであるこういった曲を歌うのはダイアナ元皇太子妃への追悼歌「キャンドル・イン・ザ・ウィンド 1997
1980年代、エルトン・ジョンにとってはいろんな苦難に見舞われたとしでもあった。それを一つの糧にしてまとめ上げ、そして新たなスタンスを模索していこうといった意欲ある作品ではないでしょうか。
1971年リリースのヒット曲
「イエス・イッツ・ミー」(It's Me That You Need)
この曲は1969年の作品だが日本で”71年に発売され、各ラジオ局のヒット・チャートで1位になった曲である。
なぜか日本のみでエルトンの代表作の1枚になっているらしいのですが日本人好みのバラードということでしょうか。
この頃、洋楽を聴き始めた頃の思い入れがある曲で静かなイントロ歌い始めから波がおしよせるように盛り上がっていき、♪↑イエス・イッミー~・・・ いやーこのサビの部分が忘れられなくて頭のなかにこびりついていまだにコビリついたままです。
エルトン・ジョンをはじめ、チェイス の「黒い炎」とかレッド・ツェッペリン の「移民の歌」とか洋楽っていいなと思ったものでもあり、はまっていった思い入れのある曲の中の一つでもあります。