
1980年リリース、ランディ・マイズナーの「ワン・モア・ソング」
元、イーグルスのメンバーでボーカル、ベースを担当していたランディだが、どちらかというと目立たない存在であるが、イーグルス時代では、「Tryin'」「Take It To The Limit」「Try And Love Again」などの楽曲を提供しており、素朴で味わい深いメロディーが印象的です。
ソロ2作目にあたるこのアルバムは、決して派手な作品ではなく彼の誠実で心優しい音楽が収められている作品だと思います。
「ワン・モア・ソング」にはバック・ヴォーカルでグレン・フライとドン・ヘンリーが参加しており、いい曲にしあがっています。
「ゴッタ・ゲット・アウェイ」「アイ・ニード・ユー・バッド」「トラブル・アヘッド」など比較的静かなサウンドだが、さりげなく心に残る作品です。
少々あらっぽい言い方をすれば“ごく普通のいい音楽”となってしまうのかも知れません。でも、ランディの素朴で聴く人の心に深く染み入ってくるサウンドと歌声はさわやかな感動をよぶことだと思います。
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