70s~80sの洋楽 おすすめCDレビュー
「名曲、迷曲、あぁ!この曲」70s80sのロック・ポップ系洋楽ヒット曲とアルバムの小コメント。このころの洋楽が青春だった。 今も衰えを知らない洋楽たち。まだ若いと思っているマイウェイ・コジの洋楽雑記帳。
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ピンク・フロイド ~鬱
だれがなんと言おうとピンクフロイド・・・(うつ)
鬱(紙)
前作、ファイナル・カットから4年6ヶ月後の1987年
リリースされた ピンクフロイド 「
前作「ファイナル・カット」のあと、ピンクフロイドではもうやることがないといって脱退したロジャ・ウォーターズのいないピンクフロイドの作品である。

「ザ・ウォール」、「ファイナル・カット」はロジャーの個人的要素が強いアルバムであるということだが、それはピンクフロイドの長い道のりの一通過点であってこのアルバム「」もまさしくピンクフロイドの作品であると思う。
ピンクフロイドは4人というグループで活動してきていたが、ピンクフロイドという音楽世界はもはや「ウォール」のアルバムにもみられるように形式的になってきており良くも悪くもピンクフロイドというサウンドコンセプトはこのメンバー意外にも多数のミュージシャンによって支えられてきた大プロジェクトによってつくりあげられているではないでしょうか。

このアルバムも正式メンバーはギターのデビット・ギルモアとドラムスのニック・メイスンの二人だけになっているがゲスト扱いだがリチャード・ライトも参加しているし、そして仲間同様のプロデュース兼キーボードのボブ・エズリン、カーマイン・アピスなど顔ぶれもある。

ロジャーは自分からリーダーシップをとるタイプ、ギルモアはだれかにとってもらいたいタイプといっているが、サウンド面ではギルモアがリーダーをとってきたし、ボーカルも担当しており、十分に才能を発揮しており、いままでのフロイドのアルバムとまったく見劣りしないアルバムだと思う。

ただ、いままでの全編を覆っていた悲壮感、幻想的要素に若干の明るさを透明なフィルターを通したような音が混ざったような印象はあるが、アルバム最初の曲「生命の動向」なんかピンクフロイドそのものの音である。「幻の翼」はシングルとしても成功をした曲で「ザ・ウォール」のいい流れを受け継いだ感じのある作品であり、「戦争の犬たち」ではピンクフロイドならではの幻想的な思いサウンドが展開されている。

「理性喪失」はこのアルバムの代表的曲だと思うがデビット・ギルモアの本来のサウンドコンセプトが大いに発揮されているややハードなナンバーであり、「現実との差異」なんかはロジャー・ウオーターズが好みそうな曲で「ファイナル・カット」のアルバムに通ずるものがあるサウンドである。

「空虚なスクリーン/輪転」は一転して悲壮感あふれんばかりのサウンドつくりであるがデビット・ギルモアのギター、ボーカルがとてもいい。
「ニュー・マシンパート1」「ニュー・マシンパート1」はキーボードとボーカルの掛け合いでなんとも不思議な世界にひきこまれてしまう。この二つの曲の間に挟まれた曲「末梢神経の凍結」は重く、無機質な世界を旅しているようなまた、ここちよいサウンドでいやに癒されるようなインストルメンタルナンバーでもある。
最後の曲「時のない世界」はギルモアの泣きのギターから始まるナンバーでギルモアのサウンドコンセプトを表現したような作品。

このアルバムはピンクフロイドというロックグループという枠からとびだし、新たなる船(ピンクフロイド)で出発した感じではあるが、基本的なピンクフロイド独特のサウンドスタイルはかわっていないと思いますし、なによりピンクフロイドが好きだから・・・。


テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

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コメント
この記事へのコメント
ああああ
いいですよね・・・(しみじみ)

2006/04/08(土) 09:28:23 | URL | gomez_the_cat #vBYErOnA[ 編集]
1987年、、、、
1987年、そうですか、この作品から既に19年ですか。月日のたつのは早いですね。ロジャー・ウオータースがいない、という事で当時は神妙な気分で聴いていたものです。
2006/04/09(日) 00:29:24 | URL | Cottonwoodhill #-[ 編集]
>gomez_the_cat #vBYErOnA
コメントありがとうございます。
もちろん!いいです。
このピンクフロイドのサウンドはどのバンドにもない、すばらしいものをもっていると思います。
2006/04/09(日) 16:23:06 | URL | コジ #-[ 編集]
>Cottonwoodhill
コメントありがとうございます。
月日がたちのは早いですね。自分もその分歳をとったと思うとさびしいような・・・。
神妙ということばはあてはまらないかもしれませんが当時、どんな音なんだろうと不安げに聴きました。でもふっとびました。
やっぱりピンクフロイドでした。よかった。でしたね。
2006/04/09(日) 16:28:58 | URL | コジ #-[ 編集]
TBありがとうございました
この作品は、リアルタイムでロジャー主導期を知らないワタシにピンク・フロイドというスーパーバンドを教えてくれたアルバムです。
だからか他の作品を遡って聴いた後でも『鬱』は外せないんですよね。
2006/05/22(月) 22:52:51 | URL | lonehawk #-[ 編集]
> lonehawk
コメントありがとうございます。
もちろん、はずせないと思います。
十分にピンクフロイドのサウンドコンセプトを表現しているすばらしいアルバムだと思います。聴きたくなってきましたね。
2006/05/24(水) 10:32:50 | URL | コジ #-[ 編集]
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