1980年にデビューした ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースの6枚目のアルバム「ハード・アット・プレイ」
ハーモニカが、ハモンドオルガンが、うねり、 ホーンセクションがシャープに、ダイナミックスをくわえ、 安定したサウンドが押し寄せてくる。ヒューイ・ルイスの歌声は、あくまでもソウルフルで、パンチがきいている。
ところどころでみられるめくるめくギターも心地よい。
「うつろな心」のような、古いリズム&ブルースの魅力を引き継いで、せつなくせまる。
「カップル・デイズ・オフ」や「アティテュート」、「ベスト・オブ・ミー」などのように、往年のヒット曲「パワー・オブ・ラブ
「ドゥ・ユー・ラブ・ミー、オア・ホワット?」のようにファンキーなリズムが強調されたものもあれば、「今夜ふたりで」のように、ミディアムなテンポ哀愁を誘う。だけど、あくまでも、ポップで力強い。
ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースの音楽は、アメリカの象徴的、痛快なロックン・ロールにどっしりと腰をすえた音楽で、歯切れよく軽快なフットワークで楽しませてくれるバンドである。
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