1984年リリース、ドン・ヘンリーの2枚目のソロアルバム
「ビルディング・ザ・パーフェクト・ビースト 」
シングルである「ボーイズ・オブ・サマー 」この曲を聴くと涼しげな気分になれる。
海岸にたたずみ水平線を眺め浜風がそよそよと吹いて少年たちが砂浜で遊んでいる。そんなイメージにからられてしまう。
イーグルスのドラマー兼ボーカリストだったドン・ヘンリー。
ドラマーにボーカルを取らせると歌が上手い人が多いそうです。フィル・コリンズ(元ジェネシス)とか日本で言えばハウンド・ドッグの大友康平(最近一人はハウンド・ドッグ)もドラムが上手い。
からだの中に職人的リズムボックスがうめこまれているようなもので音楽的感覚はすごいらしい。
イーグルス時代のアルバム「ホテル カルフォルニア」と比較して聴いてしまう変なクセがついてしまっているような気がする。
彼の歌声を聴いていると、イコール・・・イーグルスと言う梅干を見るとよだれが出てくる条件反射みたいなもんでしょう。
(4.) ユーアー・ノット・ドリンキング・イナフ 、(8.) マンス・オブ・サンデー などイーグルスっぽいバラードナンバーでなぜか安心して聴いてしまうが、(3.) マン・ウィズ・ア・ミッション はロカビリー調のロックンロールでちょっといただけない。が聴き込むと味わいが出てくる。
全体にポップな感覚とイーグルスの余韻を残しながらも独自の音楽感性をだし作られたこのソロアルバムが一番印象に残っている。
やっぱり夏と言えば「ボーイズ・オブ・サマー」ですよね。
このアルバムも結構好きです。
日本の歌手で言えば井上陽水の曲「少年時代」みたいな感じです。
今からの季節にぴったり?でしょうか。
そうですね。個人的には、ザ・バンドのレボン・ヘルムが一番好きですが。
ボーイズ・オブ・サマーのPVもシンプルながら、よかったですね。
ザ・バンドのことはあまりなじみがなかったものですからよくわかりませんが、ドラマーで歌のへたな人はおそらくいないのではないでしょうか。リズム感なくしてドラムは叩けないだろうし、体力も必要で肺活量なんかも並大抵ではないのかもしれませんね。
PVは音楽とほんとうに合っていました。じっと見入ってしまうような感じでした。
ちょっとテーマがカブるblogをやってるんですが(笑)、無味乾燥な当方と違ってなんだか人柄がにじみ出る感じで良いblogですね~。ドン・ヘンリーのソロは、いずれも生真面目に作られていて、単にイーグルスの看板をひきずるでもなく、真摯な姿勢に感動させられます。「ビルディング・ザ・パーフェクト・ビースト 」 も良いアルバムでした。「ボーイズ・オブ・サマー」でイーグルスからだいぶ卒業できた感じでしたね。
今後ともよろしくお願いします。
ラジオでいまでも流れるって事は日本中の洋楽ファン(オーバー笑)に支持されているんですね。
イーグルスの良さを残しつつ独自の音楽方向性を打ち出したいいアルバムだと思います。
まさしく真摯な姿勢で作られた人柄を想像させる音楽はとても心に残ります。やはり、ドン・ヘンリーの声に魅せられてしまいます。
こちらこそ、よろしくお願いします。
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