どの音楽でも送であるが、曲のどの部分が好きというのがあるもんですね。
曲の盛り上がり部分とか、出だしのイントロ部分とか、人それぞれ、その曲なり音に自分のツボにはまってしまうところがある。
ピンクフロイドは大衆音楽か、マニアック音楽かと聞かれれば、マニアック音楽になるんでしょう。でも、もちろん、シングルも出し、「夢に消えるジュリア」とか最近では(20ん年前)の「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」などヒットしており、かなり知られた存在ではあるが、やっぱりシングルヒットを狙うグループでもないし(初期のころはやっぱり有名になるためには必要だった)やっぱりマニアックなプログレッシブロックグループである。それも世界的な規模でのマニアックな人たちに知られた存在である。
ローリング・ストーンズも世界的に知られたグループではあり、シングルヒットもいっぱいあるし、まぁごく一般の人でもよく耳にするし、知ってるんじゃないでしょうか。もちろんストーンズ命!の人もかなりいると思うが、ピンクフロイドの場合は一般的な音楽じゃないし、マニアックなファンの世界的数からいえばピンクフロイドに勝てるロックグループないないのではないだろうか。
1979年リリース 『ザ・ウォール』 2枚組みの人間と人間の「壁」を題材としたコンセプトアルバムである。 ロジャー・ウォーターズの色彩の強いアルバムであり、アルバム全体が一本の糸でつながっている作品。2枚組みなので、なかなか聴くのにはしんどいかもしれないが聴けばきくほど味が出てくる。どちらかというと狂気的な訳のわからないよなサウンドではなく、わりと聴きやすいアルバムである。もちろんごくごく普通の人が聴くとなんのこっちゃのアルバムだと思うしやっぱりマニアック?
このアルバムで一番好きなところはと聞かれると、2枚目の3曲目「ノウ・バディ・ホーム」の中で聴けるシンセサイザーの音で、曲の後半部分に出てくる♪ピロロロロロロ~という音が好きなのである。ほんの2~3秒の音であるが自分のツボにすっかりとはまってしまっているふしぎな音である。
曲自体はシンプルでピアノとボーカルがメインでオーケストラルがサポートする静かできれいなナンバーであり、曲の流れにアクセントのようにさりげなく聴けるその音を聴くために何回も聴きなおしたりする。これがフェチってもんかな。
テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽
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