エネルギッシュなロックンロールとR・E・O風ロックポップとの融合とアメリカンロックの新しい形を築いたR・E・Oスピードワゴン。
1984年リリースのアルバム『ホイール・アー・ターニング』
初めて自分たちだけでプロデュース。1980年、1982年とヒットアルバムを出した彼らの新たなる挑戦をした作品である。
とはいうものの、しっかりとR・E・Oサウンドを残しながらも、新たにメンバーの作品を取り入れたり、サザンロック的な香りを加えたりと意欲満々のアルバムとなっている。
1曲目の「愛は気ままに」はアメリカンロックティストあふれるナンバーだし、3曲目の「スルー・ザ・ウィンド」ではこれまでにないモダンなナンバーに仕上がっている。
なんといってこのアルバムでのヒットナンバー「涙のフィーリング」はやさしく力強いピアノから始まる心にくい展開を聴かせてくれるバラードナンバー。
ボーカル、演奏、コーラスともに非常に息の合った演奏がいつまでも心に響く曲である。

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テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽
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