クリスマスが近づいてくると、どこからともなくカレンの歌声が聞こえてくる。
やはり、天使の歌声に聴こえてしまうのはカレンの声がいかにすばらしいものだったのか思いおこさずにはいられない。
このアルバムは、ベスト盤である。しかし、数あるカーペンターズのCDの中でも異色のベスト盤である。
アメリカの番組で収録された曲や未発表の曲など、話題豊富のCDである。
プロデュースは兄のリチャードが担当しており、リチャードの好みといってしまえばちょっとそれまでだが、カレンの生の歌声を良くも悪くも身近に感じられるアルバムでもある。
途中、「メドレー:未知との遭遇~スター・ウォーズ 」という曲がはいっているが、映画音楽にリチャードのピアノをフィイチャーしたインストルメンタルナンバーで、リチャードのファンにはおすすめ。ではあるが、カレンの歌声が一切ないというのもちとさびしいかな。
先にも書いたが、このCDの最大の特徴は未発表の曲もさることながら、やはり、カレンカーペンターの人間味あふれる歌声が聴けるこではないだろうか。

As Time Goes By
A&M (2004-04-13)
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テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽
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